2013-09-30(Mon) 16:00
第1話「終末の世界で」
脚本:小林靖子 絵コンテ:山内重保 演出:山内重保 作画監督:馬越嘉彦
見渡す限りの荒野の世界。純白のボディスーツを身にまとった一人の青年が、巨大な体躯を持つロボットの群れと闘っている。朽ちかけ錆びだらけの身体を引きずって口々に「キャシャーンを殺せ」と繰り返しながら、青年に襲い掛かるロボット達。しかし、その青年の力は圧倒的で、一見危うげな痩身から繰り出される攻撃は、鋼鉄のボディをいとも簡単に砕き、引きちぎり、次々に粉砕していく。死にかけたロボットは言う。「キャシャーンを食らえば、永遠の命が手に入る」と…。だが青年は、自分がなぜ襲われるのか、そして自分が何者であるのかさえもわからないでいた。そんな中、彼は浜辺で一人の少女と出会う。リンゴと名乗るその少女は、警戒もせずに青年に近づき、屈託のない笑顔を向ける。少女との触れ合いの中に、ひとときの安らぎを覚える青年。名を聞かれた彼は、襲ってきたロボット達の言葉を思い出し、自らをキャシャーンと名乗った。だがそこへ再び一体のロボットが現れ、リンゴに襲い掛かる。少女を救うため、キャシャーンはロボットに挑むのだが…。
スポンサーサイト
コメント