




第四話 契約
脚本:岡田麿里 絵コンテ:松尾衡 演出:木村寛 作画監督:藤沢俊幸
薔薇水晶の出現、それはアリスゲームの開始を意味していた。
真紅は、表面上は平静を装っているが実は深く思い悩んでいた。
そんな真紅の様子を見て、翠星石はマスターのいない自らの状況に危機感を募らせる。
ドールたちは、「ミーディアム」と呼ばれる人間を媒介として力を得ることが出来る。
アリスゲームを戦うには、どうしてもミーディアムの力が必要なのだ。
翠星石は来る戦いに備え、マスターを探すことを決意する。





第三話 金糸雀
脚本:玉井★豪 絵コンテ:堀之内元 演出:菜香ゆき 作画監督:田村正文
今日もまた、いつもと変わらず賑やかな桜田家…、とその様子を覗き見する謎のドールの影があった!
その正体は、自称「ローゼンメイデン一の頭脳派」金糸雀(カナリア)だった。
金糸雀は、真紅たちのローザミスティカを奪うべく、桜田家への侵入のタイミングを計っていたのだった。
果たして金糸雀の「ローザミスティカ奪取作戦」は成功を収めるのか?
金糸雀VS真紅たちのアリスゲームが、今始まる!…のか?




第二話 槐
脚本:花田十輝 絵コンテ:松尾衡 演出:鈴木利正 作画監督:菊池聡延
翠星石や蒼星石をまじえ、いつものようににぎやかな桜田家の朝だが、真紅がひとり起きて来ない。
前夜の出来事が心に重く圧し掛かっていたのだ。
「私は…薔薇水晶…ローゼンメイデン第7のドール…」真紅は、突如現れた謎のドール・薔薇水晶のことを、他のドール達には黙っていようとする。
ジュンは、動揺を隠し切れない真紅を気遣うが、逆に言い争ってしまう。
そんな中、ジュンは巴に連れられて町の人形店を訪れる。




第一話 薔薇水晶
脚本:花田十輝 絵コンテ:松尾衡 演出:松尾衡 作画監督:石井久美
夏休み。ジュンは二学期から登校するために、ひとり図書館で勉強に取り組んでいた。
一方、桜田家の中はと言えば、真紅や雛苺に翠星石や蒼星石も交じって、以前と変わらず賑やかな日常が続いていた。
そんなある夜、真紅の夢に水銀燈が現れ「あなたは、何のために戦ったの?」と訴える。
動揺する真紅を落ち着かせるために紅茶を淹れようとするジュンは、物置の鏡が怪しい光を放っているのに気付く。